被害総額4億3000万円超か カンボジア拠点の特殊詐欺
カンボジア南部のリゾートホテルを拠点としたグループによる特殊詐欺事件で、被害総額が昨年4月以降少なくとも約4億3千万円に上るとみられることが1日、警視庁暴力団対策課への取材で分かった。暴対課は75件ほどに関与したとみており、だまし取った金の流れなど、グループの実態解明を進める。
暴対課は1日、住所不定無職の山田大志容疑者（38）ら男19人を詐欺容疑で再逮捕。ホテルの二つの部屋で「かけ子」が日本国内に詐欺の電話をかけていたとされ、山田容疑者はうち一つの部屋を仕切っていたという。
19人のうち数人は容疑を認めているが、多くは黙秘しているという。
共同通信
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