実在企業名乗り “サイト利用料金が未納” 詐欺被害相次ぐ

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実在する企業の社員を名乗る人物から「サイトの利用料金が未納になっている」などとうそを言われ、現金をだまし取られる被害が相次いでいて、警察は詐欺事件として捜査するとともに、身に覚えのない請求には応じないよう注意を呼びかけています。

警察によりますと、5月20日、空知の栗山町に住む40代の女性の携帯電話に「NTTファイナンス」の社員を名乗る人物から「お支払い確認が取れておりません」というメッセージが届きました。
書かれてあった番号に電話したところ、「有料サイトの利用料金が支払われていない」と言われ、女性は指定された口座に現金を振り込みました。
その後、「スマートフォンがウイルスに感染している」などと次々に連絡が来て、女性は3日間にわたり、あわせて113万円を振り込み、だまし取られたということです。
また、桧山地方に住む50代の男性も、24日、同様のメッセージを受信し、「有料動画サイトの登録料が未納になっている」などと言われて指定された口座に45万円を振り込み、だまし取られたということです。
警察は詐欺事件として捜査するとともに、身に覚えのない請求には応じないよう注意を呼びかけていて、「詐欺の電話が来たら、警察の相談専用電話、『#9110』に連絡してほしい」と話しています。

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https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20220526/7000046877.html